2017年2月12日日曜日

▼MMDでのZファイティング対策について_2017年3月版






(この対策はMMDユーザーさん向けのもので、モデラーさん向けのものではありません。ご注意下さいm(__)m)



Zファイティングについて



Zファイティングとは、ポリゴンの重なった部分に発生する描画のチラツキのことです。
(エッジが暴れて、黒いものがチラチラするのも同様の問題と思われます。)


この問題は3DCG全般にあるようで、原因は
描画(正確には『Zバッファ』という?)精度の低下・不足みたいです。
MMDでは原点座標から遠ざかったり視野角を下げるとZファイティングが発生しやすい状態になります。





 ・ 参考画像(zファイティング、視野角と距離の関係)


1.  視野角30・カメラ距離60・モデル位置原点  ...Zファイティングなし


2.  視野角1カメラ距離1410・モデル位置原点 ...Zファイティングあり


3.  視野角1カメラ距離1410・モデル位置Z軸50000 ...Zファイティングあり深刻








MMDでのZファイティング回避の原則は、2つ。
『原点からなるべく遠ざからない』
『カメラの視野角を下げすぎない』


※個人的な感覚としては
座標は0~8000が一応の安全圏。視野角はギリギリ攻めて8あたりが限界だと感じています。
ただしモデルさんによってはZファイティングに弱い状態のものもあるようで、安全圏でもチラツキが目立ってしまうことがあります。





基本は原点から遠ざからず・視野角を下げすぎずですが、ステージを広く使う場合などは原則を守るのは難しく、Zファイティングを許容せざるを得なくなるのが実状です。

※応用的な回避策では、モデルのミニチュア化で撮影範囲を小さくしてしまう方法があります。
 モデルの(場合によってはエフェクトも)縮小作業などが必要で、
 手間がかかるので私は一回ぐらいしかやったことがないですが、効果はあると思います。


上記はいずれも回避策であってZファイティングそのものをどうにかできるものではありません。
しかし2017年、『Zファイティング症状に直接効く』 MMEでの対策が公開されました。






MMEでの新たなZファイティング対策


2017年2月、
MMEでのZファイティング対策エフェクトが公開されました。


『Zファイティング対策用シェーダ/わたり様』です。
このエフェクトをモデル・アクセサリに適用すれば、Zファイティングを解消することができます。



 ・ 参考画像(びふぉー あふたー)


Zファイティング対策なし. 視野角1カメラ距離1410・モデル位置Z軸50000 ...Zファイティングあり深刻



Zファイティング対策あり. 視野角1カメラ距離1410・モデル位置Z軸50000 ...Zファイティングなし





使用は簡単。MMEのエフェクト割当で適用するだけです。
PCへの負荷もとても軽いようで、体感的にはMMDを普通に起動している状態と変わらないぐらいです。
※エフェクトの細かな用法と注意点などは別記事(リンク)に書いています。
 必要なことはZファイティング対策用シェーダのreadmeにも書いてありますので、そちらを読むだけでもOKです。


個人的に効果は劇的だと思います。
Zファイティング、描画のチラツキに困ったら試してみると良いと思います(`・ω・´)ゞ



Zファイティング対策用シェーダ(わたり様) エフェクト配布先⇒
https://bowlroll.net/file/128882




※もうあまり使うことはないと思いますが、旧来のZファイティング対策についてはこちらで触れています。MMEでの対策ができない場合などはまだ使えると思います。
 ⇒ http://ch.nicovideo.jp/garasuago/blomaga/ar790133 
    (MMDにおける距離と視野角とシャドウとエッジからくるトラブルの話。)



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